ドコモ(NTT docomo)からスマホの番号をそのまま他社へ乗り換えるには、MNP番号がひつようになります。できるだけ早くMNP番号を取る方法を紹介します。
ドコモでMNP番号を発行してもらう方法は4種類ある
電話で発行
暗証番号や身分証明がなくても発行できる
おすすめ度
Mydocomoで発行
パソコンやスマホから24時間発行可能(ドコモだけ)
おすすめ度
iモードで発行
ガラケーから24時間発行OK
おすすめ度
docomoショップで発行
あまりおすすめ出来ませんが、もっとも確実な方法です
おすすめ度
番号を取得するのに準備するもの
電話でMNP予約番号を発行するのに必要なのは携帯番号だけです。その他の方法で発行しようとすると、暗証番号や身分証明書が必要になってきます。
- 携帯電話番号(使っているスマホやガラケーの電話番号)
- 暗証番号(契約時に作成した4桁の暗証番号)
※電話で番号を発行する場合には必要ありません - dアカウント(MydocomoのIDとパスワード)
※Mydocomoで取得してる場合のみ - 身分証明書(免許証や保険証)
※ソフトバンクの店舗で発行する場合に必要
インフォメーションセンターで番号を発行してもらう手順
電話でMNP予約番号を発行する方法です。
※ドコモはパソコンからが最もおすすめですが、パソコンに詳しくない方には電話がおすすめです
ドコモのインフォメーションセンターに電話します。
窓口受付時間は9:00~20:00(年中無休)
ドコモの携帯電話
151
その他の電話から
0120-800-000
音声ガイダンスにしたがい「4」を入力すると「番号ポータビリティーのお手続きについて」へつながります。
※オペレータにつながるまで少々時間がかかりますが、ここはグッとこらえて待ちましょう
オペレーターにつながったら「MNPでの転出番号を取りたいのですが」と伝えてください。
契約者本人確認のため、生年月日や氏名などの契約者情報を聞かれます。
このタイミングで引き止め作戦がはじまりますが、素直に転出先や解約理由を伝えれば問題ありません。
また、ポイントなどで引き止める作戦もあるようですが、「ドコモは高いのでMNPで転出します!」の一点張りで押し切りましょう。
※実際には3大キャリアの価格は横並びです
順調にいけばMNP転出にかんする手数料や解約金などの説明があります。MNP予約番号を口頭で教えてもらえますが、SMSなどのメールでも送信してもらっておきましょう。
これで電話でMNP番号を発行してもらえました。
インターネットで発行する
ドコモユーザー専用のMydocomoというポータルサイトでも発行できます。
※オペレータと会話しなくていいし24時間受付で好きな時間に取得できるので最もおすすめな方法です
Mydocomoへ”dアカウント”でログインします。(パソコン又はスマートホンから)
「携帯電話番号ポータビリティ予約(MNP)」→「解約お手続き」→「上記注意事項を確認しました」をチェック→「次へ」→「上記注意事項を確認しました。」をチェック→「次へ」→「上記注意事項を確認しました。」をチェック→「次へ」→「携帯電話番号ポータビリティを予約する」をチェック→「ドコモメール/spモードメールアドレスへ送信」をチェック→「次へ」→MNP予約番号発行画面
この手順で発行できますが、メモを取りたいのが10桁の予約番号と有効期限ですね。
有効期限にかんしては発行日から15日間有効なので、発行日か翌日には転出先へ申し込まないと期限がきてキャンセルになってしまうことがあります。もしも忘れて間に合わない場合や、有効期限が過ぎてしまった場合でも安心してください。
同じ操作をすることで、新しいMNP予約番号を取得することができます。
ガラケーを使っていればiモードでも発行できる
ガラケーをお使いの方はiモードでの発行が一番楽で早いです。
iモードの受付時間
24時間発行可能
iMenuの「お客様サポート」を選択→「お申込・お手続き」→「各種お申込・お手続き」→「手続き開始(ログイン)」→ネットワーク暗証番号を入力し「次へ」→「各種手続き」→「携帯電話番号ポータビリティ予約」→「同意する」→予約を選択肢「次へ」→注意事項を読み「次へ」→再度、注意事項を読み「次へ」→「同意する」→お申込最終確認を読み「申込む」→MNP予約番号が表示されます。
これでMNP予約番号がすぐに発行されます。
ドコモショップ(店舗)での発行
免許証や保険証などの身分証明書と、お使いの携帯電話(スマホ・ガラケー)を持ってソフトバンクショップの窓口で発行できます。
しかし、ショップ店員さんにMNPでの解約を伝えるのはなんだか気まずいですよね。。。しかもショップは大概混雑しているので、かなり待たされます。ただ悪い点ばかりではなく、わからないところも直接ショップ店員さんに聞けるので、スマホやパソコンに不慣れな方も安心してMNP番号を取得出来るのではないでしょうか。
MNP転出のさいに発生する手数料
MNP予約番号の発行するのに料金は発生しませんが、転出・解約に伴う手数料や違約金が発生します。
MNP転出手数料
ドコモから乗り換える先でMNP予約番号を使い申込みをし、MNP転入した時点で発生します。つまり、転出先のキャリアもしくは格安SIMのシムカードに切り替えたタイミングで手数料が発生するということです。
MNP転出手数料 2,000円(税抜)
しかし、以下の場合はMNP転出手数料が変わります
- ドコモUIMカード単体の新規契約
- 2in1Bナンバーの契約
契約後90日以内のMNP転出については、5,000円、それ以降のMNP転出については2,000円のMNP転出手数料が必要となります。
※携帯電話の購入を伴わない新規契約(ドコモUIMカード単体の新規契約、2in1Bナンバーの契約)を行う方は、90日以内に携帯電話・PHS番号ポータビリティ(MNP)を利用した解約を行う場合、手数料が5,000円となります。
契約解除料(違約金)
契約解除料(違約金)は年々複雑化しているので、自身の契約の状態をはあくしていないと思わぬ出費となるので注意してください。
また、フリーコースの新設で長期契約をしなければ、2年目以降は解約金がかからなくなっているので、通信会社を乗り換える方はフリーコースがお得かもしれません。
定期契約でドコモを利用していると転出と解約で解約金が発生する
定期契約のあるプラン
定期契約のあるプランで、下記のいずれかを申し込んでいる場合には9,500円の契約解除料がかかります。
- カケホーダイプラン
- カケホーダイライトプラン
- データプラン
- デバイスプラス500
- タイプXiにねん
- Xiデータプランにねん
割引サービス
割引サービスも同様に、下記のいずれかを申し込んでいる場合には9,500円の契約解除料がかかります。
- ひとりでも割50
- ファミ割MAX50
- ビジネス割50
- 定額データ割
- 定額データスタンダード割2
- お便りフォトプラン割
NTTドコモと2年契約で加入している場合には、更新月(契約解除料が発生しない月)以外でのMNP転出・解約には9,500円の契約解除料(違約金)が発生します。
※2016年3月末で契約期間が満了となる方から、契約満了月の翌請求月、翌々請求月の2カ月間が契約更新期間となります。
スマホなどの本体代金を分割払いが終わっていない方は、端末代金の支払いが引き続き行われます。
フリーコースなら2年目以降は契約解除にお金がかからない
2016年6月から新設された料金プランで、契約年数に応じた割引が適用される”ずっとドコモ割”が適用されないかわりに、契約後のはじめの2年以降は2年縛りの契約を解除するのに違約金が発生しません。
ドコモを5年10年と使い続けることが無いのであれば、迷わずフリーコースを選択しておけば、お得にMNPや解約をすることができます。
契約解除料が安い契約
月々の支払いが割高になるので使っている方はいないと思いますが、念のため掲載しておきます。
1年縛りの(新)いちねん割引なら3,000円
初年度10%offで、10年間継続利用すれば最大で25%offになる割引サービスで、こちらは契約を解除するのにかかる違約金が3,000円となっています。
Xiデータプランにねんを新規契約またはMNP転入から24ヶ月以内だと高額
※2014年1月31日以前にXiデータプランにねん加入の方が対象なので、現在は適用されない解約金となっています。
Xiデータプランにねんを契約されている場合には、契約開始から24ヶ月以内のMNP転出または解約では解約金の額がかわります。
初月が25,600円(税抜)で”700円/月”づつ減額され、契約から2年満了月で9,500円となるため注意が必要です。
ドコモを継続して10年以上使っていれば3,000円
2014年8月31日以前にXiタイプにねんプランに入っていて、ドコモ歴10年以上であれば解約金は3,000円となっています。
MNP番号を発行したら転入先で手続きするだけ
MNP予約番号は発行してもらえたでしょうか?
おもったよりはカンタンでしたのね?
あとは取得したMNP番号で転出先へ申し込みをすればMNP完了です。
発行したMNP番号の有効期間は、番号発行日を含めて15日間が有効期限です。有効期限をすぎるとMNP番号がキャンセルされるので、再発行をしてください。