ここでは電話番号をそのままに、今使っているスマホの会社を乗り換える手順や注意点を解説しているページです。
MNPとはなにか
MNPとはモバイルナンバーポータビリティ(Mobile Number Portability)の略で、現在使用しているスマホの電話番号と同じ番号で他社へ乗り換えることが出来る仕組みです。
大昔は電話番号を持っての乗り換えができずに、会社を乗り換える際には友人知人などへ電話番号をお知らせするのがとても大変でした。特に理由がない限りはMNPでの乗り換えをおすすめしていますが、MNPしないと乗り換えられないわけではないでご安心ください。
スマホの会社を乗り換える時に必要なもの
1.MNP予約番号
1.スマホ回線と同じ名義のクレジットカード(一部デビットカードも使える)
2.免許証や健康保険証、パスポートなどの本人確認が行える資料(クレジットカードと同じ名義)
手続きに必要なのはたったこれだけです。もしも新規で申し込む場合にはMNP予約番号は必要ないので、さらに必要なものが減ってしまいますね。
MNP乗り換えのおおまかな流れ(手順)
MNPで乗り換えるおおまかな流れは以下のようになります。
1.MNP予約番号を発行してもらう
現在お使いのケータイ会社(ドコモなど)から発行してもらいます(電話ならおおよそ10分ていど)
詳しい取得方法はこちらを参考にしてください
↓
MNP予約番号の取得方法一覧
2.取得したMNP予約番号を使い乗り換え先へMNPで申し込みをする
3.乗り換え先のSIMカードが届くのを待つ
4.既存回線→乗り換え先回線へ切り替えをする
5.届いたSIMの初期設定(APN設定)をして乗り換え完了
たったこれだけの手続きで今まで使っていたスマホの会社とさよならして乗り換えることが出来るんです。はじめての場合はなにかと不安でしょうが、やってみると意外にもあっさり終わってしまいますよね。
乗り換える際の注意点(できなくなること)
転出元の独自サービスや各種手数料が発生するので、一般的な料金でご説明します。
メールアドレスが使えなくなります
現在ドコモやau、ソフトバンクをお使いの場合にはキャリアメールを使用していると思います。ドコモなどからMNP転出するということは、キャリアメールなどの付随するサービスが使えなくなるというi事になります。
お使いになっているのがG-mailや、iCloudなどのメールアドレスを利用している方はそのまま利用することが出来ます。
MNP転出するにはMNP手数料が必要
MNP転出する場合には、MNP転出元(現在利用している会社)へMNP手数料を支払う必要があります。
MNP転出手数料は通常2,000円~3,000円必要になります。
また、格安SIMなどでは初年度(12ヶ月以内)の転出ではMNP手数料が高額になる場合もあります。
MNP・解約の場合で縛り期間中(年契約)は違約金が発生する
キャリアであれば2年縛り、格安SIMでも1年縛りや2年縛りもあるので、更新月が近い場合には縛り帰還が終了するのを待つほうが安く乗り換えできる場合もあります。
キャリアの一般的な違約金(契約解除料)は9,500円の場合が多いですね。
もちろん更新月などであれば支払う必要が無いので、節約可能な料金となります。
MNP転入先では契約事務手数料が必要
新規申し込みおよびMNP転入(乗り換え)の場合、申込先へ新規契約事務手数料を支払います。
転入または新規申し込み事務手数料として3,000円を支払う必要があります。